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| 紙屋町 |
北町 |
紙屋町は宝船である。金銀珊瑚が積まれた船には皆と同じく五穀豊穣・豊漁祈願・招福を願ってのことである。 北町は勧進帳を持つ弁慶であるが少し年を入った弁慶である。思うに山伏が巻物を持っている姿とも思われ、山伏が災厄を祓うことをすることから、ために番付を持っているのかも判らない。しかしその表情はよく彫られており、これも木下舜次郎作である。以前は北町の番付は唐子であったとも聞いており、今これがつけられておれば面白い番付標となっていたであろう。しかし武者、合戦ものを好む土地柄としては唐子はあまり受入れられにくかった図柄なのかも分からない。
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| 大工町 |
本町 |
大工町・本町・堺町・南町は勧進帳の弁慶であるが、これは弁慶の読む勧進帳に宮入番付の納まりがよいことが一番の理由であると思われる。この中でも、平成七年新調の南町の弁慶は勧進帳を縦に持っており他のそれとは趣を異にしているのである。作は岸田恭司師である。
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| 堺町 |
南町 |
旧市地区では今もその役目は番付標であるが、その他の地区では先述の通り町名が記されており、町名標である。そこにはいろいろの工夫を凝らしたものもあり、皆様に紹介したいのであるが、今月はこれまでとして、来月号へと譲らせて頂きます。
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